Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen. It is harder to crack a prejudice than an atom.

いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本(3)

本書はタイトルに「新版」とある通り、最近のリスティング広告の進歩を受けて、内容が追加されている。進歩とは、機械学習によるオートマ化、検索結果のトップに表示されるショッピング広告、GoogleやYahoo Japanの提携サイトに表示されるディスプレイ広告などだ。前々回は、リスティング広告の基本的な事項、前回は広告出稿で検討すべき事項をまとめた。3回目はオートマ化についてポイントを紹介する。

オートマ化とは?

前回、リスティング広告の3要素として、「キーワード」「広告文」「リンク先」そして、上限クリック単価(=入札額)を決める必要があることを説明した。オートマ化は、「キーワード」と「広告文」の自動生成という観点と、入札額の調整という観点で大きく2つある。

オートマ化① キーワードと広告文の自動生成

もし、あなたの会社が扱っている商品が1000種類あって、その全ての商品に対して、リスティング広告を出稿するとしたら、キーワードの選定や広告文の作成は気が遠くなる作業量になる。これらを自動化する機能が用意されており、「動的検索広告」と呼ばれている。つまりリンク先を指定すれば、リンク先の情報から、Googleが自動で「キーワード」と「広告文」を生成するというわけだ。

また、リンク先についても、特定のWebページを指定することもあれば、サイト内のカテゴリ単位で配信するWebページを選択することもできる。手軽に始めるのであれば、後者で初めてみて、慣れてきたら前者に挑戦するのも良い。

オートマ化② 自動入札

入札額(=上限クリック単価)の設定も自動化できる。自動入札には大きく2種類あり、「自動入札」と「スマート入札」だ。特に「スマート入札」は、一定の条件を満たせば機械学習により、獲得効率が良くなるので、検討をしたい。また「自動入札」には更に3種類の戦略、「スマート入札」には4種類の戦略を設定でき、目的に合わせて選択できる。

自動入札では、過去のコンバージョンデータに基づいて入札額を決定する、よって、過去30日間に30回以上のコンバージョンを獲得しておくことが推奨される。また検索したユーザーの情報「例えばスマホかタブレットか?」「都市レベルの所在地」や広告のサイズやフォーマットといった属性情報から、入札単位で瞬時に計算して、入札価格を決定してくれる。

おわりに

オートマ化は、大量の商品を扱う企業担当者にとって、まず有用なものだろう。一方で個人で店舗を運営している人でも、マニュアルで取り組み、仕組みを知った後、オートマ化するのも良いのかもしれない。顧客アフターサポート対応や対面での営業活動に取り組む時間が増やすことができるので。

以上


いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本
杓谷 匠、田中 広樹、宮里 茉莉奈 著
2018/10/21 初版発行

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