Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen. It is harder to crack a prejudice than an atom.

ネット広告運用 打ち手大全(1)

2018年4月に初版発行から2020年7月には第5刷まで増刷されている通り、AIによるネット広告のマニュアルと言えるのが本書である。打ち手大全というタイトルの通り、全102の打ち手が紹介されている。本ブログでは2回に渡って一部を紹介する。第1回は主にGoogle広告についてだ。

打ち手1 「デュオポリー」の波に乗れ

米国のネット広告市場は2015年ごろから、GoogleとFacebookの2社による事実上の寡占状態にある。2015年から2016年における売り上げ高推移によると、市場全体の成長のうち9割はGoogleとFacebookによるものだ。GoogleとFacebookは、広告運用に関する膨大なデータを保有し、機械学習の精度を高めている。そして広告の精度が上がれば、さらに広告主が増え、さらにデータが溜まるという好循環になる。したがって、ネット広告を始めるならば、まずこの2社を候補に入れるべきである。

打ち手9 機械学習に適したアカウント構成を意識せよ

Googleの広告では、階層構造があり、上位から、キャンペーン、広告グループ、キーワードとなっている。機械学習が台頭する前は、広告グループをキーワードの数だけ作成し、細分化しようとするのが良しとされていた。しかし、現在、広告グループを細分化しすぎると、データが分散されてしまい、機械学習に必要な「量」や「バリエーション」が蓄積されにくくなる。著者は、自社サイトのディレクトリ構造に沿った広告グループを設けることを推奨している。

打ち手16 広告文は1グループに最低3本

Googleの広告では、突き抜けて高い成果を生み出す広告文の出現、つまり機械学習に評価される広告文を目指すべきである。著者はこの戦略を「ユニコーン戦略」と読んでいる。ただし、機械学習に評価される広告文を生み出すために王道はなく、3ー5本の複数の広告文を用意してあたりを待つ。複数の広告の作り方だが、軸となるキーワード、軸キーワードの類義語、サブキーワードを洗い出し、バリエーションを作るそうだ。具体例は本書を参照してほしい。

次回に続く

以上


ネット広告運用 打ち手大全
寶 洋平、辻井 良太、高瀬 順希 著
2018/4/21 初版発行

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー

2020年11月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30